ダイエットというと体重を減らすことだと思われがちですが、これって結構危険なんです。きちんとしたダイエットの方法を理解しないで行うと、体調を壊し拒食症になってしまいかねません。
健康診断で、自分でもまわりの人からも太っている様には言われないのに、体脂肪率の数字が高いと診断された方いらっしゃると思います。これは、隠れ肥満といいます。実はこの隠れ肥満が生活習慣病などの病気を誘発するタイプなんです。隠れ肥満は筋肉量が少なく、皮下脂肪や内臓脂肪が多くついている状態です。
50才あたりから、若い頃と食べる量が男女とも変わらない、または少なくなってきてるのに太ってしまう。これは、加齢によって基礎代謝量が低下するとともに消費エネルギー量も減少しているために、食べる量が変わらなかったら太りやすくなるのは当然です。
ダイエットの基本は、基礎代謝量を高め、エネルギー消費量を増やすことなんです。食事制限に頼るダイエットはリバンドを引き起こしやすいのです。なので摂取エネルギーを減少させ、消費エネルギーを増加させればダイエットは成功します。
ダイエットの失敗は、食べものの量を減らしたり欠食する。→食べてないので元気だ出ない、だから今まで以上に身体を動かさなくなる。→動かさないから筋肉量が落ちていく。→脂肪より筋肉のほうが重いので体重が落ち始める。→体重が落ちたので安心して食べてしまう→今まで食べていなかったので、脳が飢えを感じ摂取した栄養素をすぐに脂肪にして蓄える動きを自然にしてしまう。→脂肪だけが増え、内蔵型脂肪が付きやすくなる。→体重が増え始めたため、また食事制限をする。この繰り返しでは痩せるはずがありません。
ダイエットは意識しながらでないと成功しません。
毎日、適度な運動をして基礎代謝量をあげる努力が必要です。